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2004年 05月 01日
「求心力」のないファシズム
北海道新聞の25日朝刊「時代の肖像」に,「下山事件」の著者の森達也氏の インタビューがあった.そのなかに,

(今の日本社会は)「第二次世界大戦の時と同じことをしているんだなあと 思います.リーダーのいたドイツやイタリアと違って,日本のファシズムは 求心力がなく,全員が同意したものでした.人びとが不安を覚え,共同体の 結束が強まり,そこに便乗する人が出てくる.メディアの翼賛報道だって, 売れるからそうしただけです.下山事件の時代にも今の時代にも符合しますよね.」

というコメントがある.

なにやら,やっぱり「茶色の朝」化だなあ.
# by nobu_san | 2004-05-01 02:38 | 気になること