遅まきながら,家永三郎の「戦争責任」を読み始めた.
はしがきで家永が自己の不作為の反省を書いた文章を紹介している.随分前にAc-netでも紹介されているが,ここにもメモ代わりに一部紹介しておきたい.
大きいことでは国の進む方向について考える際,比較にならないほど小さいことでは例えば「組合」にさそった際にでも,「私は忙しい」ということが大学の教員でさえも自己の不作為の理由になる.それは家永が反省している時代と結局何も変わらない.そういえば,いろいろやってみても実際何も目立った結果を生まない(気がする)最近,自分のやっていることもなんとなくただのアリバイ的かと嫌になっている面もある.どうせ変わらないと思った時点で負けだろうに...
by nobu_san
| 2005-01-05 00:58
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