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2007年 12月 30日
もう届いた年賀状
前の職場の教授秘書さんから,28日にもらったメール:

**様

さっき年内最後の郵便物を確認しに本館横を所を訪ねたら
信じられないことにもう年賀状が届いてました!
しかも1、2枚なんかじゃなくてざっと10枚程。
うち、**さん宛は1枚、業者さん(***********)です。
いい機会なのである程度まとまったら****と一緒に送ります。
大丈夫か日本郵政(株)!

これってもしかしたら遅配しないための「民間感覚のサービス」なのかな?
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by nobu_san | 2007-12-30 11:23 | 気になること
2007年 12月 19日
タンパク3000プロジェクト(その2)
先月号に引き続いて,今月号の Structure の Opinion にも構造ゲノム科学(Structural Genomics)に関するいくつかの意見が掲載されている.

残念ながらオープンアクセスにはなっていないので,大学等がオンラインアクセスの契約をしていないと見ることが出来ないが,読んでいて日本との違いを一番感じるのは,日本ではこういう「オープンな」議論が成されないまま大型のプロジェクトが実施されているということか.当事者・関係者のしっかりした議論が無いままで,どこかで色々なことが決められ実施される.だから計画がスタートしてから目的が議論されたり,いつのまにか方針が修正されていたりする.教員の任期制や国立大学の法人化なんて,その最たるものだ.

Structure誌の先月号の Editorial は,"We believe this debate is especially timely because of the ongoing need to shape PSI-3, which may or may not begin in 2010."としている.

参考までに,先月号と今月号の Opinion の記事は:

New Dimensions of Structural Proteomics: Exploring Chemical and Biological Space
Tom Blundell
Comments on the NIGMS PSI
Stephen C. Harrison
Structural Genomics: Winning the Second Half of the Game
Joël Janin
Let's Call the Whole Thing Off: Some Thoughts on the Protein Structure Initiative
Peter B. Moore
A Protein Structure (or Function ?) Initiative
John A. Gerlt

Generation of Protein Structures for the 21st Century
Raymond C. Stevens
Update on the Protein Structure Initiative
John C. Norvell and Jeremy M. Berg
Collecting Butterflies and the Protein Structure Initiative: The Right Questions?
Thomas A. Steitz
A Future for the Protein Structure Initiative
Aled M. Edwards and Elizabeth A. Edwards
Some Ill Considered Comments on the Protein Structure Initiative
Alex McPherson
Impact of Structures from the Protein Structure Initiative
Wayne A. Hendrickson

である.

そういえば,「普通」の時間帯に文科省のドメインからのアクセスがあるのはちょっと不気味.まあそんなことは無いとは思うのですが,このブログはあくまでも「匿名」なので,私の所属(と実体の私)には何も特別な「はからい」がされませんように...
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by nobu_san | 2007-12-19 00:14 | 気になること
2007年 12月 17日
専門バカ状態の私
学内の信号待ちでいっしょになった紳士に「何をしているのか」と声をかけられた.仕事の内容を簡単に説明しようとしたのだが,私の説明に「光」が出て来て,その先が良くなかった.

「光は粒子ですか」から始まって「光はモノですか」となり,立ち話で議論もなんだからとお茶でも飲みながらということで喫茶部に行って,「モノとは何か」,「電気はモノか」とずっと議論することになった.その後さらに後半戦は「(生命でない)分子に機能があるか」とか「生命とは何か」の議論にまでなってしまった.

年配の紳士だったので,どこかのそれなりの教授だったら失礼になっては,という意識もあって深みにはまってしまったところもあるのだが,情無いことに,日頃,分子の世界にしか居ない私には,この人の議論になかなか太刀打ち出来なかった.結局,怪しい理論をずっと教授していただいたが,ただ随分物分りの悪いヤツという扱いになってしまった.言ってみれば,私自身専門バカ状態であり,教養としての一般学問レベルは高くないということが,こういう議論をしてみると痛感させられる.反省すると同時に,大学教育に求められている(いた)ものは,そういう議論が怪しくならないできちんと出来ることなのではないかなと思った.

しかし,この「紳士」何者か...議論に付き合う私も私だが,議論を吹っ掛けて来る「紳士」も不思議な人である.例を出して話すのもなかなかうまかったし,いろんな人が居るもんだ.理論の怪しさを除けば,こういう人が授業をしたら学生は随分面白いのかも知れない.

明日,旧所属の課程博士の院生の予備審査に出掛けるのだが,いきなり「生命とは何ですか」とかをやってみようかな...いや,それは公聴会の時の方が面白いか...
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by nobu_san | 2007-12-17 17:49 | 大学問題
2007年 12月 03日
大学院授業
週末某学会に出席していて,帰路の新幹線で明日の修士1年生の授業の予習(というか作成した資料の復習)をした.受講者は13人だが,彼等には学部の間に学んでいることにかなりバラつきがあるようであり,一応大学院の授業ということで考えた内容には授業の前提として要求していることに無理があるかもと思う部分がいくつか気になった.
こっちが前提としているような事を知らないことを恥しいとでも思って予習ないし復習してくれれば良いのだが,そんなことは平気で出席だけはきちんとしてくれるので非常にやりにくい.私の能力によるのだろうが,あまり学生の背景に関係ないような授業を考えると,なんだかただの耳学問をさせているだけのようなものになる.学生のばらつきが大きいのも分野にもよるのかも知れない.物理のような積み上げ型の学問でない分野の大学院授業って,みんなどんな感じで設計しているのだろうか.

そういえば,昔々のことだが,私自身,化学の修士から物理の博士に編入したので,修士の単位が読み換えられないということで博士の1年生の時に修士1年生の素粒子論だとかプラズマ物理学とかを受講することになって,化学から物理に移行した私はレポートに随分泣いた記憶がある.私のやるような授業の要求はそれよりはずっとましだと思うのだが...
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by nobu_san | 2007-12-03 00:22 | 大学問題