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2007年 11月 21日
構造ゲノム科学会議とタンパク3000プロジェクト
あるメールリストで,2008年の国際構造ゲノム科学会議の開催アナウンスが来た.日本からはどのくらいの人が出席するのだろうか.

さて,日本ではいろんな批判も受けながら「タンパク3000プロジェクト」が終り,今年度からは「ターゲットタンパク研究プログラム」がスタートしている.ターゲットタンパク研究プログラムは,タンパク3000等の成果・基盤を活用して,「現在の技術水準では解明が極めて困難であるものの,学術研究や産業振興に欠かせない重要なタンパク質をターゲットに」構造・機能解析をして医学・薬学等や産業応用で成果を社会に還元するのだということである.

タンパク3000プロジェクトが「数」にこだわって容易な構造解析しかしなかったのではないかという批判を受ければ,ヒトのタンパク質や複合体,膜タンパク質といった「困難なもの」をやれということになるのは理解出来なくもない(個人的には医学・薬学応用を気にしてヒトのタンパク質にこだわるのも全然「科学的」ではないように思うが).上の国際構造ゲノム科学会議のホームページでも目標が変って来ていることが書かれている.しかし,米欧では,日本のように「構造ゲノム科学」そのものがタブーになってしまうようなことにはなっていないと思うし,依然として いくつかのプロジェクトが真面目に継続されているようだ.初め方も問題なら,終り方も問題ではないだろうか.「タンパク3000プロジェクト」から「ターゲットタンパク研究プログラム」への移行にも,タンパク3000プロジェクトの実施方法に対する批判が活かされているだろうか.

5年後「有識者」は今度はいったいどういう批判を展開するのだろう.「困難なターゲット」というキーワードは言い訳に使っていいのかな.ある先生は,「困難なターゲット」からは「5年」では多くの構造情報を得られるようなこともなく,大学での「基盤整備」を停止したことで,構造生物学は欧米に大きく遅れることになるのではないかと危惧していた.


なあんてのは実際は自分にはどうでも良く,なんとか研究室を立ち上げたいと日々貧乏にあがいている身の上としては,「タンパク3000プロジェクト」の初期に異動してたらなあ...とか...文科省は「タンパク3000プロジェクト」の5年間で大学の構造生物学の基盤整備は終ったとしているように思うが,うちは始まってもないよ.
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by nobu_san | 2007-11-21 00:54 | 大学問題
2007年 11月 14日
重光演説
帰宅して夕食を取りながらテレビを見ていた.今日はニュースステーションの開始が遅かったので,たまたま連れ合いがNHKの「その時歴史が動いた」にチャンネルを合せたのだが,NHKにしてはなかなか良かったと思う.
番組は国際連合加盟時の重光葵の演説で終った.
軍事的貢献は期待されていないはず.


異動後の大学でも組合に加入してみた...
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by nobu_san | 2007-11-14 23:15 | 憲法・平和