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2005年 09月 30日
北大事件と首相靖国参拝
29日の「北大事件」の審問の傍聴者は51名で,当初準備してあった傍聴者用の椅子が不足してしまうほどでした.今回は主尋問(組合側弁護士が組合側証人を尋問)だけだったのですが次回は反対尋問(大学側弁護士が組合側証人を尋問)なので面白そう.もっと傍聴者が増えるかな.

さて,大阪高裁の靖国参拝違憲判決に,また小泉首相の「どうして憲法違反なのか,理解に苦しむ」が,出ましたねえ.

いかなる場面でも「私はそうは思わない」と言い続ければ良いことを一国の最高権力者が手本を示し続けているわけです.誰にどう言われようが,ただ自分がどう考えるかを主張すれば良いわけで,なんとも便利です.首相に倣えば,「北大事件」の反対尋問でも,何を訊かれようがずっと「そっちがどう考えるかは知ったこっちゃない」と答え続ければいいんです.いや,権力の側に居ないと,なかなか真似の出来ることではありませんね.

我が大学も,昨年の寒冷地手当の削減時に,人勧に準拠することが合理的だと一方的に主張するだけで組合との議論を避けています.救済命令が出たら,やっぱり「理解に苦しむ」のでしょうか...
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by nobu_san | 2005-09-30 18:05 | 大学問題
2005年 09月 27日
公務員削減目標3万3千人
ここでも公務員削減については何度か書いてきたが,2006年度から4年間の公務員の削減計画が報道されている.2005年度削減分と合わせて,5年間で3万3千230人だ.実際の純減はどうなるのか不明だが,削減計画は国家公務員33万2千人の10%削減ということになる.もちろん給与も削るって言うし.

削減自体については同じことを何度も書いても仕方ない.ただ,記事を見ていて,「自衛官などを除く行政機関の国家公務員」をみつけて,あれ? 小泉改革って聖域なき構造改革ではなかったの? 自衛官24万人をなぜ削減しないの? なあんだ,結局国民への日常の公務サービスを提供している公務員を削減するだけなのか.先日佐世保で墜落した対戦車ヘリコプターだって10何億円とかいうのに...

まあ,私は公務員ではないので直接は関係ないはずなのだが.
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by nobu_san | 2005-09-27 23:06 | 気になること
2005年 09月 20日
寒冷地手当削減の救済(北大事件)の審問
昨年の寒冷地手当の引き下げに対して,北大教職員組合が北海道労働委員会に救済を申し立てていますが,第一回の審問が9月29日の午後に行われます.傍聴できますので,北大職組の組合員でなくても,お近くで,もしもご興味があればどうぞ.

時間,場所等の詳細は北大職組のホームページにあります.
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by nobu_san | 2005-09-20 22:57 | 大学問題
2005年 09月 14日
権利に倦む?
選挙も終わって,あまり何も書く気にもならない.  

今日の北海道新聞の夕刊の文化面に保坂正康氏が選挙結果について「熟考の習慣希薄な社会 『改革』に民主主義揺らぐ」として論を寄せている.小泉首相,自民党のやり方の分析はともかく,この稿の最後が気になった.

歴史的には,私たちはこの60年をどう総括するかが問われているが,小泉首相を許容しているのは,実はこの社会そのものであるとするなら,私たちは民主主義が付与している市民的権利に倦んでいるとも考えられるのではないか.

で終わっている.皮肉なのだろうが.

選挙が終わって,さっそく「憲法改正が最重要課題(12日報道ステーション:安倍晋三)」となった.憲法調査会も憲法委員会に格上げされようとしている.最近の私がどっぷり浸かっている労働法制も「規制緩和」的に変えられようとしている.しかし,私たちは倦むほど権利を確認し行使したことがあったのだろうか.
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by nobu_san | 2005-09-14 22:31 | 気になること
2005年 09月 07日
子どもと教育に関するアンケート
子どもと教育・文化道民の会が,衆院選立候補者にアンケートをした結果を公表しました.

9月4日現在の回答数 38名(53名中),回答率72%とのことです.

アンケートの内容は,
1.教育基本法の改定についての賛否
2.国連子どもの権利委員会の勧告の扱いについて
3.少人数学級を含めた学級定員の基準見直しについて
4.教育予算について
5.義務教育国庫負担制度について
6.私学助成について
7.教育政策全般について
です.

選挙の際に「質問に対する回答を控えさせていただきます」というのはどういう意味なのでしょうか.
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by nobu_san | 2005-09-07 22:32 | 憲法・平和
2005年 09月 04日
東北大学の学生寮問題
しばらく留守にしていました.

その間に全大教のメールリストに東北大学の学生寮有朋寮の廃寮問題が流れていました.
投稿者は,この件への大学関係者の無関心を強く批判しています.寮というと確かにちょっと「セクト」の匂いがして関与しにくい気がしますが,大学問題を考える上でも,少なくとも状況は知っておくべきと思います.相手が「職員」でなく「学生」であるということで,大学首脳部の「リーダーシップ」の発揮され方が「素直」だということかも知れません.

ここに元投稿を掲載しようと思ったら,全国国公私立大学の事件情報に既にエントリーがありました.
また,有朋寮のサイトはこちらです.

ところで,やっぱり留守の間に国立大学の黒字情報が新聞等にあふれていました.黒字なんだったら,違法な不払い残業をそのまま放置しなくても良かったでしょうに...寒冷地手当削減も,最後の最後には財政難も言っていたように思うのですが...
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by nobu_san | 2005-09-04 22:47 | 大学問題