2009年 11月 26日
Natureの記事(その2)
また Nature がDemocratic fallacyというタイトルで,「仕分け」を取り上げています.

Before deciding how much weight to give these recommendations, however, the finance ministry should consider some major flaws in the process.

だし,結びは

But, as currently posed, the recommendations risk being the final word in a decision-making process that could have disastrous repercussions for decades to come.

です.

そういえば,この記事の囲み部分には,

If the public is to evaluate scientists' way of doing things, then scientists should be given a chance to defend themselves.

と書かれています.この後ろの"scientists"ってのは誰のことかな...昨日の
ノーベル賞とフィールズ賞の先生がずらっと並んだ絵を見て,そして,それと今朝の赤旗の「教職員減らすな:仏でデモ」と「公共部門25万人スト:アイルランド」の記事(ネット上にはちょっと発見出来ず)を見ていて,「偉い先生が反対してくれた,良く言ってくれた」と喜んでいる我々はどうなんだろうと思いました...やはり,私はヘソ曲り...(下記注に「自己分析?」あり)

ねえ,でも,
「仕分け作業そのものを否定するような意見はするな」っていううちの部局の指示はやっぱり変でしょ...


(注:ヘソ曲がり状況の自己分析)
国立大学法人化の時に,このズラっと並んだノーベル賞の先生のうちのある方に,「ノーベル賞受賞者として法人化反対の表明をして下さい」というお願いのメールを出したことがある(もちろん反対記者会見などしてもらえず)ので,上の"どうなんだろう"は,単に,その時は何も発言してくれなかったのに,分り易い「お金」なら反対するのか,という若干の恨み言もあるかも...
「意見公告の会」とかいろいろあったし,私は国会前の反対座り込みにも参加したこともあるけど,そんなのはせいぜい2,30人くらいの規模で「運動」としては盛り上がらず,激励に出て来た当時の民主党の議員からも「なんで大学人は自分たちで行動しないんだ」と叱られていました.この議員も結局は文教委員会では「賛成」したんだけどね...
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by nobu_san | 2009-11-26 12:51 | 大学問題
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