2006年 12月 02日
国立大学法人と独立行政法人
さて,世の中は防衛省法案や教育基本法案といった重要問題が「進んで」いるが,うちの大学では次期総長選考が行われている.今回は前回と異なり6名が候補者となって「選挙戦」が繰り広げられており,来週の月曜日(4日)に教職員の意向投票が実施される.

この意向投票には,投票権のある教員から助手が排除されていたりする問題もある.それはともかくとしても,今回6名の候補者の先生方の所見を読んでちょっと驚いた.総長候補になるような先生方なので研究科長や副学長だったりするような立派な先生方ばかりなのだが,「所見」を見る限り,国立大学法人を独立行政法人と混同している方が複数いらっしゃっる.

私達は国立大学の法人化に反対した.特に大学が独立行政法人の枠組にそのまま入れられてしまうことには強く反対した.結局法人化されてしまったが,それでも国立大学法人は独立行政法人とは違う.それが総長候補者になるような先生方の間でも「違い」が認識されていないとは...

お忙しい先生方だから,ただの「書き間違い」なのかも知れない.しかし,そもそももしも独立行政法人なのであれば,大学教職員による総長選考なんてあり得ない...もしも,これから御自身がなろうとしている組織の法的枠組みには実は興味が無いということであれば,なんとも悪い冗談のようでもある.
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by nobu_san | 2006-12-02 00:36 | 大学問題
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