2006年 10月 22日
教育基本法「改正」:現場の声
東大基礎学力開発センターが「教育改革」について全国の公立小中学校長を対象に調査した結果を,今日(21日)の道新の夕刊が一面トップで伝えた.見出しは:

「教育改革」85%戸惑い
66%基本法改正反対

教育基本法改正案には,現職校長の66%が反対している.

15日に赤旗が中間集計を報告していたが,夕刊とはいえ,この時期に一般紙がこの種の報道を大きく伝えるのは評価出来るのではないか.他の新聞での扱いはどうなっているのだろうか(これは共同通信の配信記事ですね).

実験出張から帰ったばかりだったのだが,昨日(20日)は香山リカの講演に行ってみた.講演の本題より,後の質疑応答での「現在の世の中の動きは,誰か「ボス」がいてちゃんと考えてやっているわけではなく,忖度し合う日本社会でなんとなくそういう方向に進んでしまっている」,「だからボスキャラを倒せば良いというような構図にならないのが難しい」というような議論があったのが記憶(メモもとらなかったのでいい加減な記憶だが)に残った.考えてみれば,大学法人化の時の状況も同じである.いろんな立場のいろんな人が,それぞれの守備範囲で「きっと良いことだ」と思っている状況を変えるのは非常に難しい.

講演会続きだが,今日(21日)は「シンポジウム:「美しい国、日本」とは何ですか−教育基本法改正の行き着く先は?」に行って来た.不勉強で知らなかったのだが,教員のうち定年まで働き続ける人が4割台というのには驚いた.先日の学習会でも星野直之氏は「やってられない」ということで昇任を望む人も居ないというようなことを言っていたように思う.「教育改革」をやろうにも,「いったい誰がやるの?」ということになる.
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by nobu_san | 2006-10-22 00:22 | 憲法・平和
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