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2006年 07月 13日
和解
道労委に救済申請して争っていた寒冷地手当の引き下げ問題ですが,本日,うちの組合と大学は「和解」しました.

私個人はこの和解合意の内容に非常に不満ですが,不当労働行為として訴えたこの争いに一年以上関わった者とそうでない人,さらには未組合員である多くの教職員で評価はいろいろあり得るでしょう.多くの人にとってはとりあえず「2万円」の実利もありますし,「和解」自体は悪くないのかも知れません.ただ,もう蒸し返すことは出来ません.私はたぶん遠くない将来の評価を待ちます.

望みもしないのに非公務員の法人職員に移行させられ,都合の良い部分だけ(法を曲げて解釈してまで)公務員に準ぜられています.労務担当理事は「法人化して最初の大きな労働条件変更が,寒冷地手当のような形で極地的な問題として来たのが不幸だった」というようなことを話していました.だから,そこで出来ること出来ないことの枠組みをきちんとしておくべきだったのではないですか.そうしなかったから,ついには独立行政法人と全く同じ扱いにされてしまいました.

私自身は,膨大なエネルギーを使って,「大学」について,さらには「組合」についてもいろいろ学ばせていただきました.これらのことは全然私の専門には活かせませんが,普段,研究室でも怒ったことなどまずないので,こんな経験も何かの役に立つこともあるでしょうかなあ
by nobu_san | 2006-07-13 18:34 | 大学問題
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