2005年 05月 21日
北海道教育大学の大学憲章
21日の北海道新聞の夕刊が「道教大も大学憲章」として,道教大が,大学の理念や目標を盛り込む「大学憲章」の9月の制定を目指していることを伝えた.

うちの大学でも2000年に藤田正一獣医学研究科長(当時)が「大学憲章」試案を起草公表されたことがある.道教大の憲章の制定自体に異議は無いのだが,報道によると,憲章の起草委員会が学内7名の他に学外6人(うち1人は道内在住者から公募)とされている.開かれた大学,地域密着の大学ということなのだろうが,ひねくれ者の私としては,大学の理念を示す憲章の制定に「学外」の委員が参加するということは,やはり気になる.去年の道教大学長の年頭挨拶でも「中期計画の中にも,地域の人々,多様な人々のご意見を聞きながら大学憲章を練るということをうたっております。」としている.確かに道教大の「中期目標・計画」には「地域の関係機関及び道民に広く意見を求め,憲章を制定する。」と書かれている.

よその大学にまで文句を付けなくてもいいのだろうが,大学の理念くらい自ら決められないのか,決めてはいけないのか.藤田試案では「大学の理念、目標、計画の自主決定権は大学構成員に帰属するものとする」としているが,もはやそんな時代では無いのだろうか.
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by nobu_san | 2005-05-21 23:44 | 大学問題
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