2005年 05月 05日
ITER誘致断念
各新聞等の報道によると,ITER(国際熱核融合実験炉)の誘致を断念しそうだ.

断念を伝える新聞等の報道では,誘致合戦の目的の中心は「関連工事」としか読めない.EUが日本提案と同様の「1割の負担で2割の工事を受注できる」優遇措置を提案したため事態が動いたということらしい.総事業費約1兆3千億円,建設費5千7百億円(実際にはそんなもんではすまないのだろうが)となるとやはり一番の問題は科学そのものよりも投資効果なのか?

私自身は核融合なんてものには全くの素人なので,ITER自体には普通の人の「反対」の感覚しかないが,六ヶ所村のもっと小規模の計画に参加していて2年あまり時間を使っていて,格段に予算規模の大きいITER誘致計画が急に降って湧いて計画自体が「自然消滅」したという不思議な経験を持っている.なんといっても「金」の力は大きい.

しかし,誘致撤退しても,負担金は1千億円以上(やっぱり,実際にはそんなもんではすまないのだろうが)とか.わずか80億円程度の国立大学授業料負担をケチってしまう「我が国」としては,そんな負担は分不相応では?
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by nobu_san | 2005-05-05 22:52 | 気になること
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