2005年 04月 22日
「授業料」で附帯決議
昨日書いた「国立大学法人法の一部を改正する法律案」が衆議院文部科学委員会で採択された.昨日のblogではちょっとしか書かなかった授業料問題について「標準額の決定に際しては,各国立大学法人の意見にも配慮するよう努めること」という附帯決議がついた.

国立大授業料値上げ反対意見広告の効果もあったに違いない.しかし,附帯決議は附帯決議にしか過ぎない.国立大学法人法成立の際の衆参両院の附帯決議を考えてみても,附帯決議は政府・財務省・文科省にはほとんど役に立っていないのではないかと思われる.附帯決議にどれだけの意味があるのか分からないところだが,少なくとも大学法人側は具体的に「標準額」問題が書き込まれたこの附帯決議を意識するならば,来年以降は,「意見」を述べ,それがどのように「配慮」されたのかに納得することなく,さっさと「苦渋の選択」をしてしまう訳にはいくまい.
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by nobu_san | 2005-04-22 22:55 | 大学問題
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