2005年 04月 21日
「定員削減」とはなんだったのか
筑波技術大学の設置(4年制化)や富山大の統合等に関する国立大学法人法の一部を改正する法律案を議論している20日の衆議院文部科学委員会で,共産党の石井郁子議員が,各大学が実施しているシミュレーションの例も挙げながら,運営費交付金の削減にともなって教職員の削減をせざるを得ない国立大学の実態を指摘している(衆議院TV 37:30過ぎ).法人化法案の審議当時,工藤高等教育局長が「定員削減がいやなら法人化を受け入れろ」と言っていたことも思い出させてくれる.各大学での法人化への「苦渋の選択」の理由として挙げられた大きな理由の一つも,これだったのではなかったか.今回の石川局長の答弁も面白い.運営費交付金削減の圧力には触れず,定員という概念は無いので,各大学が中期目標・計画に沿って各大学の判断で自主自律的にやっていることだというようなものになっている.

この質問では,もちろん授業料問題も指摘されている.ビデオは見るのに時間がかかるが,20日の会議録が公開されるまでは,これでしか内容が分からない.一見の価値ありと思う.
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by nobu_san | 2005-04-21 23:08 | 大学問題
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