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2004年 12月 10日
寒冷地手当問題のその後のその後
北海道地方労働委員会の事務局から,再度交渉してみることを示唆されたことを受け,北大職員組合は本日,寒冷地手当問題で北大に再度の団体交渉の申し入れを行なった.大学はどういう対応をするのだろうか.

今日,学内である人に遭ったら今期の組合は頑張っているねえ,というようなことを言われた.学内でも,少しは認めてもらえているのだろうか.しかし,特に頑張っている訳でもないだろう.昨年度までと違って大学側に当事者としての直接の責任があり「国で決まってしまったことだ.仕方ない.」とならず,組合が一旦拳を振り上げたら下ろす道理がない.文句を言いっぱなしでおしまいに出来ない状況に置かれてしまっている.(「出来ない」なんて書いたらまた叱られそうだが.)

学生には例によって「何でも反対」とひやかされる.学会に出かけたり,専門誌の知り合いの論文を見たりすれば,こんなことをやっている場合では...という気にもなるのだが「反対」の種はなかなか無くならない.

学内で「反対」に忙しくしていたら,イラク派兵は延長され,武器輸出禁止三原則はなし崩し的に破られようとしている.世の中にも「反対」の種はどんどん出てくる.どうにかして欲しい.

そういえば,武部自民幹事長の「文句があったら自分の目で見て来い」論はなかなか面白い.自分はしっかり「軍」に守られて行って来たのではないのか.普通の国民が自分で見に行ける訳が無い.だいたい,見に行って人質になった人を「自己責任論」で批判していたのではないのか.しかし,この一連の視察には,全部でいったいいくらお金がかかっているんだろう...寒冷地手当くらい軽く出るんではないだろうか.(脱線を戻したつもり.)
by nobu_san | 2004-12-10 23:30 | 大学問題
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