2011年 05月 01日
子供の被ばく線量制限の緩和問題(追追加)
昨日の中日新聞の夕刊1面には「屋外活動制限 悩む学校」という見出しで,屋外活動を制限している小中学校では子供がストレスを溜めないよう心を砕いている,という記事がありました(ネット上では発見できず).

中遊びのための体育館は避難所になっているのでしょうし,全く目には見えない放射線で「中に居なさい」と子供達(特に低学年や就学前児童)に制限を課すのは現場の問題としては容易でないのかも知れません.

しかし,そうだからといってさっさとICRP上限まで数値をいじって制限を緩和して外遊びを可能にしてやるのがいいのかは私には疑問があります.リスクを誰がどのように受けるのか,もっと大きな政治的な議論と,責任の所在の明確化と説明が,先に必要な事項のように思います.

上のリンクから辿れる原子力安全委員会事務局の説明では,何を重視したかで「20mSvかつかつではなく…」とコメントしていますが,報道では「3.8μSv/時の基準値を下回った」として制限を解除しています.そういえば「解除」の報道では「20mSv/年」を使わないで「3.8μSv/時」の方を使っているのは,基準値を20倍に緩和したことを見えにくくすることと,ミリでなくマイクロで微量の印象を狙っていないでしょうか…
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by nobu_san | 2011-05-01 08:42 | 憲法・平和
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