2011年 04月 06日
公務員に労使交渉権?
人事院が廃止され,公務員に労使交渉権が与えられて交渉の政府側窓口として公務員庁が設置されるらしい.(例えば時事通信)

不勉強で制度がどういうものになるのか理解出来ていない(どこに情報があるんだろう?)が,人事院勧告が無くなって様々な省庁や機関がそれぞれ個別に交渉することになるのだとすると,我が大学はいったいどうやって教職員の給与水準を評価するのだろうか.錦の御旗として何よりも有り難く珍重して来た人勧が無くなってしまう…

あ,「本庁」の給与水準よりちょっと下の出先機関の給与水準にしておけばいいだけだから,何も心配することはないのか.いやいや,組合との団交で,これまでのように「人勧に従わないと国民の理解が得られない」という伝家の宝刀は使えなくなるから,組合と真面目に交渉するのは結構大変になってしまうのじゃないかな.まあ,私が心配する必要もない余計なお世話だな…組合の方にもそんな元気のあるところは,そうは多くないだろうし…

「法人化」後も,実際には教職員の給与を決定する当事者能力のない「大学」と,真面目にさんざん団交をやって来た馬鹿な私が抱くもう一つの疑問は,この「公務員庁」が経営者側としての団交当事者能力・権限が本当にある組織になるんだろうか,ということかな.実際には後ろには財務省が控えているだろうし,「交渉」で公務員の給与を上下させることが出来る強力な権限を持った組織に出来るのだろうか…ただの交渉「窓口」で,いくら「交渉」してみても決定権は実はそこには無い,なあんてのが落ちじゃあないんだろうか…まあ,公務員は「労働法」には縛られないから,そんなのはどうでもいいことか…

しかし,こんな制度いじりしているような場合か…
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by nobu_san | 2011-04-06 00:16 | 気になること
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