2010年 12月 07日
パブコメの結果は…
政策コンテストの結果が発表されている.

大学関係者としては,ここにも紹介していたように,パブコメ騒動が記憶に新しい.

さて,ダントツのコメント「数」を集めた文科省系の政策案の評価はどうだったのだろうか.

「元気な日本復活特別枠に関する評価会議」(第3回)の議事概要はここにある.
パブコメは所詮茶番だったということか,あるいは,官邸にはちゃんとしたインテリジェンス機能があって,妙な組織票はそれなりにちゃんと割り引いて評価したということか,文科省関係の政策案の評価は「パブコメ数」と比較すると,そんなに高くない.

ちゃんと分析している人が居たのでリンクしておきます.こっちもなかなか面白いです.パブコメで "A"クラスでも"C"になっているのもあるから,大学関係者が大騒ぎした「『強い人材』育成のための大学の機能強化イニシアティブ」とかが"B"評価ならまだいいじゃんてこと?

不勉強な私には良く分らないのは,文科省の作戦ミスもあるんじゃないかなということか.文科省の所だけ,

文部科学省の要望については、要求で一旦、形式的に廃止した扱いにした上で、増額要望していること、また、その結果、金額的にも全府省要望総額の3割を占める要望となっていることから、「特別枠」の趣旨に照らして問題が大きい。したがって、文部科学省については、全般的に大幅な要望の圧縮と、要求の削減による新たな財源捻出が必要

というコメントが付いていて"A"判定は一つもない.それぞれの政策案にも一々「行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要」と書かれている.

報道も,おおむね茶番だと批判的でしょうか? 批判的な例はこんなのがあります.

ちなみに,「評価」に対する各省庁からの「意見」は,こんな感じです.

しかし,どう考えても,この件で一番面白いのは,茶番に乗ってさんざん騒いで動員を掛けた多くの国立大学の執行部と,それに乗せられてダントツの組織票記録を作った国立大学の教職員ではないだろうか.学長や執行部の先生方に,ちょっとこの結果の感想をきいてみたい…
(なんてコメントをしていては,任期満了時に誰も気にしてくれずスッパりさようならが待つか?…)
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by nobu_san | 2010-12-07 13:34 | 大学問題
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